世界的なブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』。人気のキャラクターが多数登場し、端役に至るまで豪華な声優陣で固められています。敵キャラクターである“鬼”もその一部です。特に、十二鬼月と呼ばれる鬼たちは、上弦の鬼と下弦の鬼で構成されています。本記事では、『鬼滅の刃』をより楽しむための“鬼”キャラクターに関する情報をまとめました。各キャラクターの血鬼術(けっきじゅつ)や特徴、能力などをご紹介します。鬼をおさらいして、映画をより楽しみましょう!
鬼は、無実の人を襲い、喰らう人間の敵となる存在です。しかし、元々は鬼も人間であり、鬼舞辻無惨という鬼の血を分けてもらうことで、人から鬼へと変化しています。鬼は強い生命力を持ち、身体が損傷しても何度でも再生し、なかなか死にません。なお、鬼から人へ戻す方法は見つかっておらず、現状では人に危害を加えないようにするためには、殺すしかありません。
鬼の弱点は主に二つあります。一つ目は、特別な刃で首を切ることです。炭治郎が入隊している鬼殺隊は、個性的な刀を持っており、非常に強い刃で鬼の首を切ると絶命します。二つ目は日光で、鬼は陽の光に当たると砂のように風化してしまいます。そのため、鬼は光のない夜のみ活動します。
鬼は、多くの人を食らうほど強くなります。また、鬼の生みの親である鬼舞辻に人を狩る能力や忠誠心を認められると、血を分けてもらい、能力の高い鬼へと変化することができます。一定以上に強くなった鬼には異能力が発生し、鬼殺隊と互角に戦えるようになります。
異能力は血鬼術とも呼ばれ、その能力は鬼によって様々です。中には複数の血鬼術を使える鬼もいます。ただ人を喰うだけでなく、戦える鬼の能力は初見殺しとなり、鬼殺隊を苦しめる要因となります。
鬼舞辻無惨は、『鬼滅の刃』に登場する最強の鬼であり、数々の異能を持つキャラクターです。
彼の血鬼術には「黒血枳棘(こっけつききょく)」があり、血を有刺鉄線状にして打ち付けることができます。
鬼舞辻無惨は長身で、上質な洋装にハット、ハイカラな服装をしています。そのスタイリッシュな外見は、彼の威厳をさらに引き立てています。
彼は男女関係なく変幻自在で、人間社会に紛れて生活しています。傷をつけて微量の血を垂らすだけで、人を鬼へと変化させることができます。また、「鬼舞辻」の名を出すと情報漏洩とみなされ、細胞が破壊されるという特異な能力も持っています。さらに、鬼の姿が見える距離にいる場合、相手の思考を把握することが可能です。
鬼舞辻無惨の声を担当しているのは、関俊彦(せき としひこ)さんです。彼は6月11日生まれで、栃木県出身です。『忍たま乱太郎』の土井先生〈土井半助〉役をはじめ、『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨役など、数多くの人気作品のキャラクターを演じています。
上弦の壱である黒死牟は、その神秘的な存在感で知られています。
血鬼術についての詳細は不明ですが、彼の能力には特別な力が秘められています。
黒死牟は侍のような和装に身を包み、六つ目を持っています。この独特な外見は、彼の恐ろしさを一層引き立てています。
黒死牟の声を担当しているのは、置鮎龍太郎(おきあゆりょうたろう)さんです。彼は1969年11月17日生まれで、福岡県出身です。『地獄先生ぬ~べ~』の鵺野鳴介役や、『テニスの王子様』の手塚国光役など、多くの人気作品でキャラクターを演じています。
上弦の弍である童磨は、「遊郭編」にて妓夫太郎の過去回想に初登場します。当時、上弦の陸だった童磨は、堕姫と妓夫太郎を鬼の世界へ勧誘しました。
「刀鍛冶の里編」では、無限城で行われた上弦の鬼の会議において、童磨と猗窩座との不仲な関係性が明らかになりました。童磨は猗窩座よりも後に鬼となりましたが、先に高い位に就いたため、猗窩座から反感を買ってしまったようです。さらに、飄々とした童磨の態度が、猗窩座の嫌悪感を増幅させていました。
童磨の血鬼術「蓮葉氷(はすはごおり)」は、血を凍らせて霧状にし、扇を使って舞い散らせるというものです。この技は、彼の戦闘スタイルに独特の美しさを加えています。
童磨は中国の皇帝のような服装を身にまとい、常に笑顔を浮かべています。このギャップが彼の魅力の一部となっています。
童磨の声を担当しているのは、宮野真守(みやの まもる)さんです。彼は1983年6月8日生まれで、埼玉県出身です。『うたの☆プリンスさまっ♪』の一ノ瀬トキヤ役や、『文豪ストレイドッグス』の太宰治役など、多くの人気作品の主役キャラクターを演じています。
上弦の参である猗窩座は、「無限列車編」に登場し、鬼特有の再生力と鍛え抜かれた身体を持つ強敵です。彼は炎柱の煉獄杏寿郎を苦戦させるほどの実力を誇ります。
猗窩座は弱い人間をひどく嫌い、“永遠の強さ”に固執しています。そのため、強い者に対する賛辞は鬼であろうと人であろうと変わりません。無限列車編では、煉獄との一騎打ちを経て、彼の強さに惚れ込み、「お前も鬼にならないか?」と勧誘します。
他の鬼が人を食す存在と見なす中で、猗窩座は「(その強さは)人間でいるのがもったいない」と考えています。また、3期の1話では、上弦の鬼が集結する場面で、上弦の弍・童磨の自由奔放な態度に対して荒れる猗窩座が描かれています。彼は拳で童磨の頭部を破壊するなど、感情を表に出しますが、上弦の壱・黒死牟が止めに入ると、その荒々しさが影を潜めます。これは、圧倒的な強さを持つ黒死牟に対する敬意や畏怖から来ていると思われます。
猗窩座は短髪で全身に幾何学模様の入れ墨があります。100年以上の鍛錬と戦闘によって、柱相手でも素手で戦うことが可能です。
猗窩座の声を担当しているのは、石田彰(いしだ あきら)さんです。彼は1967年11月2日生まれで、愛知県出身です。『銀魂』の桂小太郎役や、『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲル役など、多くの人気作品でキャラクターを演じています。
上弦の肆である半天狗は、「刀鍛冶の里編」の無限城に登場します。小心者で怯えている姿が印象的で、鬼同士の争いを遠くから見ているだけです。
老人のような見た目の半天狗は、首を切られると空喜、積怒、哀絶、可楽に分裂して若返ります。通常、鬼の急所は首ですが、半天狗の急所は別の場所にあります。
半天狗は老人や能の面のような顔を持ち、変形可能な能力を持っています。
半天狗の声を担当しているのは、古川登志夫(ふるかわ としお)さんです。彼は1946年7月16日生まれで、栃木県出身です。『うる星やつら(1981年版)』の諸星あたる役や、『ドラゴンボール』のピッコロ役など、多くの人気作品でキャラクターを演じています。
上弦の伍である玉壺は、「刀鍛冶の里編」の無限城に登場します。彼は壺の中に潜み、刀鍛冶の里の場所を突き止めるために、上弦の肆・半天狗と共に行動していました。
玉壺は花柄の壺に隠れ、壺に触れた人を吸い込み、喰らう能力を持っています。彼の狙いは、刀鍛冶の里を襲い、鬼殺隊の組織を弱体化させることです。大好きな鬼舞辻に喜んでもらうために、積極的に戦いを仕掛けます。
玉壺は壺に潜んでいるため、その姿は非常に特異です。複数の人体が組み合わさったように手足がたくさんあります。
玉壺の声を担当しているのは、鳥海浩輔(とりうみ こうすけ)さんです。彼は1973年5月16日生まれで、神奈川県出身です。『弱虫ペダル』の今泉俊輔役や、『薄桜鬼』の斎藤一役など、多くの人気作品でキャラクターを演じています。
上弦の陸である堕姫と妓夫太郎は、「遊郭編」に登場します。彼らは人が消えても詳しく調べられない吉原に根付いており、長い間兄妹として育ってきたため、鬼になっても一心同体です。彼らを退治するには、首を同時に切る必要があります。
堕姫は吉原遊郭の「京極屋」の看板娘・蕨姫花魁として表向きの生活を送っています。彼女は男性を失神させるほどの美貌を持ちますが、性格は非常に悪いです。癇癪持ちで気に入らないことがあるとすぐに怒鳴り、手を出すため、遊女見習いの幼女たちにとっては恐ろしい存在となっています。また、美醜にこだわりが強く、醜い者をひどく蔑む傾向があります。
鬼の姿になると、堕姫は体から出た帯を自由に操作し、人を縛ったり攻撃することができます。強気な上王様口調とは裏腹に、実際の戦力は弱めです。上弦の陸という称号は、実は兄の妓夫太郎に与えられたものです。
堕姫の声を担当しているのは、沢城みゆき(さわしろ みゆき)さんです。1985年6月2日生まれ、東京都出身で、『鬼滅の刃』の堕姫役のほか、『ルパン三世』の峰不二子役や、『Go!プリンセスプリキュア』の紅城トワ・キュアスカーレット役、『ONE PIECE』のプリン役など、多くの人気作品でキャラクターを演じています。
妓夫太郎は、妹の堕姫の体に身を潜めている鬼です。堕姫が「お兄ちゃああん!!」と呼ぶと、背中から登場し、2本の血鎌を手に戦います。美しい堕姫とは対照的に、妓夫太郎は無骨な外見が特徴で、美しいものよりも醜く惨めな者を好みます。
妓夫太郎は上弦にふさわしい戦力を持ち、音柱の宇髄天元をかなり手こずらせました。彼の血鎌は妓夫太郎の血でできており、猛毒を含んでいます。その攻撃を受けると、毒に冒される危険があります。
妓夫太郎は堕姫の体内に潜んでいるため、常に彼女と共に行動しています。
妓夫太郎の声を担当しているのは、逢坂良太(おおさか りょうた)さんです。8月2日生まれ、徳島県出身で、『鬼滅の刃』の妓夫太郎役のほか、『ダイヤのA』の沢村栄純役や、『ハイキュー!!』の赤葦京治役など、多くの人気作品でキャラクターを演じています。