製作年 | 1999 |
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製作国 | 韓国 |
公開日 | |
上映時間 | 113 |
4人の若者に襲撃されたあるガソリンスタンドの一夜を描いたパワフルで痛快なブラック・コメディ。1999年韓国年間興行成績で『シュリ』(1999)に次ぐ第2位となる大ヒットを記録、閉塞感に満ちた社会に鬱憤を抱えていた若者たちが映画館に殺到、模倣事件も続発して社会問題にまでなった。第37回大鐘賞映画祭衣装賞、第36回百想芸術大賞人気賞などを受賞、日本では東京国際ファンタスティック映画祭2000で『ガソリンスタンド襲撃事件』の題名で上映された。監督は『極道修行/決着(おとしまえ)』のキム・サンジン。2009年には同監督により続編も製作された。自称元天才野球少年の“ノーマーク”、人生に音楽が欠かせない売れないロッカー、“タンタラ”、強面だが純朴な“無鉄砲”、コンテンポラリーアートで女性ヌードを描く芸術家志望の“ペイント”の4人は、ある日の深夜、特に理由も計画も無く、前にも襲撃と強盗を成功させたことのある近くのガソリンスタンドを襲う。だが、再度の襲撃を恐れた社長が売上金を隠し、レジには小銭しか入っていない。4人は社長と3人のアルバイトを監禁し、次々とやってくる客にバレないように店員のふりをして金を稼ごうとするが…。